つけ麺マン
つけ麺大好き著者のきままなブログです。
売り上げ拡大も期待できない・・
- 2013/10/02 (Wed) |
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企業の問題は日本経済の基調は将来も上向きそうにないと考えると、いままでのように設備は更新のみ、人員は減らすことはあっても増やすことはしない、つまり身を縮め慎重に対応しているだけというのでは済まされない。
確かに企業はこれまで、落ち込んだ企業収益を経費削減努力でカバーし、ある程度の売り上げ回復によって収益が向上する体制を作ってきた。しかし、日本全体としての需要の伸びが望めず、国全体のパイが伸びなくなってしまい、企業での売り上げ拡大も期待できない。
縮小均衡を続けたり、同じところに佇（たたず）むだけでは、企業自身の衰退につながりかねない。多くの企業が今取り組もうとしているのが、海外に、生産や販売を移す選択である。安い人件費の国での生産、そして世界的にも高い日本の法人税、円高、スムーズに進まない貿易自由化問題などを見ればこれは当然の事といえる。
ただ、残される日本国内はどうなってしまうか。これまで日本という国の中で企業が存在し、そこに住む人たちがそこで働いてきた。そうした社会を崩して企業側の論理で海外に出る。企業としても今働いている従業員をそのまま放り出して海外に出て行くというのは簡単にできる事ではない。
多くの企業は、大胆かつ革新的な思考能力をなくした経営者やサラリーマンばかりになってしまったかのようで、企業自身を再活性化する力を喪失している。弱体化の原因を解明し再生への道を探らなくてはならない。現在の日本も、めざましい活躍をしている企業が一部存在している。
それらの企業は経営者やリーダーが中心になって、斬新な智恵を次々と出し飛躍している。いかなる会社も企業の意識を根本から変え、どんな社会の中でも前進が可能な企業に変身するしかない。そうしなければ企業の将来も日本の将来もない所まできている。万事、頭を使うことからスタートする。「考える」という簡単だが忘れやすいことを考え直したい。
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